青森県・小湊のバケガニ

2015-12-07_111517

青森県の小湊。日本海に面したこの風光明媚な港町には、かなり前からある化け物が潜んでいるという都市伝説がある。

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その化け物とは、甲羅の全幅が2.4mもあるという大きなバケガニである。

爪や足などを含めると、その大きさは小さな家位はあったという。

このバケガニが出没するのは、小湊は数十年に一度の割合で襲う、津波の直後だとされている。

津波によって、普段は沖合に住んでいるバケガニが流されてきたのか。それともこのバケガニはが津波を起こしていたのかは分からない。

しかし、昔の人々はバケガニが津波を引き起こしていたと考えていたようである。

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元々は昭和の時代まで小湊は津波対策が不十分で、しばしば大惨事に発展していたという。

この様な惨事の直後に巨大なカニが出現するのだから、人々はさぞバケガニを恨んでいた事であろう。

言い伝えではある時、このバケガニに対して男衆が結託し、戦いを挑んだ事もあったという。

しかし、結局は痛み分けに終わった。

その直後、男達が漁で出払っている時に再度バケガニが襲来し、女子供を次々と殺してしまった。

復讐に燃える男衆は、今度こそバケガニを追い詰め、両方の爪を叩き落としたとされる。

この際、バケガニは命からがらに海に逃げ込んだが、その次の満月の晩に村に上陸し、自分が殺めた人々の墓の前で一晩中じっとしていた。

男衆はバケガニの襲来に怒りを覚えたが、あぶくを噴きながらじっと墓前に佇んでいる様子を見て、なんともいえない侘びしさを感じたという事である。

それからも、度々バケガニは津波の直後に小湊に襲来し、それぞれの時代に生きる港町の人々と戦っていたという。

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信じるか信じないかは貴方次第。

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