オリエンタルラジオ中田敦彦『アメリカから日本の誇りを守った男』

2015-12-24_135934

都市伝説テラー・オリエンタルラジオ中田敦彦がアメリカから日本の誇りを守った男について語る。

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近年目覚ましいのがコンピューターの進化、ITの進化であるが、その一方でいつか人間がコンピューターに支配されてしまうのではないかという懸念がある。そんな不安がよくSFで描かれているが、そんなSFの世界が既に現実なのかもしれない。

その一例がチェスである。チェスの世界ではほぼ人間がコンピューターに勝てないという時代になっている。但し、チェスはそのようになってしまっているが将棋に関しては違う。人間とコンピューターの戦いは電王戦と銘打たれて行われている。そこではコンピューターは人間に勝ちきれていない。何故かと言えば、その理由は将棋には相手の駒を取ってそれを自分の駒として使えるというルールがあり、チェスより複雑。だから人間がまだ強い。

しかし、そんな人間の誇りを守るというべき将棋が戦後まもなく無くなっていたかもしれないという話がある。しかもその裏にはGHQが絡んでいる。これはどういう事かと言えば、GHQは戦後日本という国をもう二度と歯向かえない様な国にしようと軍国主義的要素を一切排除しようとした。

その中で目をつけらたのが将棋なのである。なんでボードゲームなのと思うかもしれないが、将棋は戦国時代から戦の模擬戦・練習なんかで使われていて軍事と密接な関係にあった。その中でGHQが将棋に目をつけた。

そしてGHQは「日本から将棋を無くせ」と言い放ったのである。これで日本の当時の将棋界は震え上がった。なんとか存続しなければいけないと、GHQとの交渉役に一人の棋士を送り込んだ。

その男の名前が升田幸三。この人は将棋史上に残る伝説の天才である。升田幸三はまだ無名時代に時の名人に3戦ストレート勝ちしている。その後に「名人なんて肩書はゴミみたいなもんだな」と言ってのける程、豪快な男だった。そして我々もよく知る羽生善治。羽生善治に歴史上将棋をうってみたい人は誰かと尋ねると真っ先に名前を挙げたのが升田幸三である。

その天才・升田幸三をGHQで待ち構えていたのはGHQのNo.2。あのダグラス・マッカーサーの右腕と言われたホイットニー将校という人物。このホイットニー将校は現在の日本国憲法の元を作ったと言われる相当な切れ者である。

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昭和22年の日比谷GHQ本部で日本将棋界No.1とアメリカGHQNo.2の将棋の運命をかけた世紀の頭脳戦が繰り広げられた。

そしてまずホイットニーが先陣を切った。「将棋は取った駒を自分の駒として使えるらしいな。これは戦争で言う所の捕虜の虐待にあたるだろう。非人道的な行為でけしからんので、今すぐ日本から将棋を無くせ。」と言ってきた。

これに対し升田幸三はこう切り返した。「取った相手の駒を自分の駒として使うという事は優秀な人材に働き場所を与えているんだ。しかも金は金、飛車は飛車。同じ階級で使われており、こんな人道的な事があるか。一方でチェスは取った駒はそのまま捨てる。これは戦争で言うと捕虜の虐殺にあたる。これをどう考えているのか。」というもの。

それにホイットニー将校は一瞬怯んだが、切り札を持っていた。「戦時中に将棋の名人が日本の軍部に戦術的指導をしていたらしい。つまり、日本の軍部が間違った方向に進んだのは日本の将棋とその名人のせいだろう。将棋の悪影響はあったのだから、今すぐ日本から将棋を無くせ。」というもの。

この反撃にはさすがの升田幸三も追い込まれた。その情報は事実だったからだ。しかしここで升田幸三は大胆とも思える起死回生の一手を打った。「なるほどその情報は確かに知っている。ただよく考えればその名人が軍部に指導をしたから日本は負けてアメリカが勝った。自分がもし指導していたらアメリカは負けている。アメリカは将棋とその名人に感謝した方が良い。」こう言い放ったである。

大胆な話のすり替えではあるもののホイットニー将校は反論する事が出来なかった。そこからは升田幸三のペースになり、日本と将棋がいかに素晴らしいか説いた上で、最終的に日本の将棋の精神から政治を学ぶように促した。升田幸三の勝ちでで日本の将棋は守られた。

そしてその説教が功を奏したのか、当時、全員処刑されると言われていた日本の戦犯や捕虜をGHQは釈放した。取った駒に働き場所を与えるという精神である。この釈放された人物の中に岸信介という男がいる。その男は後に総理大臣になった。そしてその岸信介の孫が現在の日本の総理大臣である安倍晋三である。つまり、当時、升田幸三がGHQに負けていたら日本から将棋が無くなっていただけでなく、その後の日本の政治そのものが大きく様変わりしていたのかもしれない。

そんな恩義を知って知らずか安倍晋三は将棋の普及に非常に熱心である。学校教育にも将棋を取り入れようという活動もしている。そして冒頭で説明した電王戦。開会式に安倍晋三総理は出席している。そんな日本の現在の未来を読んで、升田幸三は大胆な一手に出たのかもしれない。

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信じるか信じないかはあなた次第。

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