スタンフォード監獄実験

2015-12-04_110249

スタンフォード監獄実験とは、アメリカのスタンフォード大学で行われた「心理学」の実験である。

スポンサード リンク

1971年8月14日~20日まで、刑務所を舞台にして「普通の人」が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動するといった習性を証明しようと行われたという。

模型の刑務所(実験監獄)は、スタンフォード大学の地下実験室を改造したもので、実験期間は「2週間の予定」だったそうだ。

新聞広告などで集めた「普通の大学生」など70人から選ばれた被験者は「21人」である。

また、その内「11人が看守役」、「10人が受刑者役」とグループが分かれ、各自の役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせたという。

【実験の経過】

実験が進むにつれ、看守役は誰かに指示されるわけでもなく、自ら囚人役に罰則を与え始めたという。

反抗した囚人の主犯格を「独房」へ見立てた倉庫に監禁、またその囚人役のグループにはバケツへ排便するように強制した。

スポンサード リンク

耐えかねた囚人役の一人は実験の中止を求めるが、実験の指導者フィリップ・ジンバルドーはリアリティを追求し「仮釈放の審査」を囚人役に受けさせ、そのまま実験は継続されたそうだ。

また、実験中に常時着用していた「女性用の衣服」の影響かは不明だが、実験が進むにつれ日常行動が「徐々に女性らしい行動」へ変化した囚人も数人いたという。

【実験の中止】

看守役は、囚人役へさらなる屈辱感を与えるため、素手でトイレ掃除(実際にはトイレットペーパの切れ端だけ)をさせたり、靴磨きをさせ、ついには禁止されていた暴力にも手を付け始めたのだとか。

ジンバルドーは、それを止めるどころか実験のリアリティに飲まれ実験続行の意思を示したが、実際の監獄でカウンセリングをしている牧師はこの状況を危険だと判断し家族へ連絡したという。

家族達は弁護士を連れ実験中止を訴えた末、6日間で中止された。

しかし看守役は「話が違う」と続行を希望していたというのだ。

後のジンバルドーの会見で、自分自身がその状況に飲まれてしまい、危険な状態だという認識ができなかったと釈明したのだとか。

ジンバルドーは、実験終了から約10年間、それぞれの被験者をカウンセリングし続け、今は後遺症が残っている者はいないという。

スポンサード リンク

信じるか信じないかは貴方次第。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ