盗聴機関世界最大の盗聴システムを持つ英空軍メンウィズヒル基地

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限られた人間しか真実は知らない

英空軍メンウィズヒル基地内部にあるレイドーム(レーダーアンテナ保護用のドーム)は、世界でも僅か数人の〝限られた人間のみ〟立ち入りが許されるエリアである。その理由は、アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受システム「エシュロン」があるからだ。

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「エシュロン」はフランス語で〝梯子の段〝を意味する語〈echelon〉に由来し、史上最強の〝盗聴機関〟と言われている。誕生したのは1943年「英米通信傍受協定」が結ばれ、この時にエシュロン・システムが誕生。1948年には米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド間の秘密協定として「UKUSA協定」が結ばれ、通信傍受の協力体制が作られた。

その後、エシュロン・システムはスーパーコンピューターの発達と共に拡大を始め、現在の機能にまで到達したと言われている。現段階では地球上に存在する軍事無線、固定電話、携帯電話、ファックス、電子メール、データ通信などほとんどの電子情報を入手し、1分間に300万の通信を傍受可能。

友好国にある米軍電波通信基地や大使館・領事館、スパイ衛星、電子偵察機、電子情報収集艦、潜水艦を使って敵性国家や敵性団体から漏れる電波を傍受したり、時には直接通信線を盗聴することで多量の情報を収集する。

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日本にも存在する禁断の傍受施設

参加国は現在、首謀とされるアメリカ合衆国、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで、英米同盟とも呼ばれるアングロサクソン諸国とされる。さらに協力国として、ギリシャ、スペイン、ドイツ、そして我らが日本も参加は認めないものの傍受局を置いているとされる。

AREA2でも触れているが、ジャーナリストの池上彰によれば、青森県の三沢飛行場近くの姉沼通信所に、傍受施設(通称「ゾウの檻」)が存在し、東京都心のいくつかのUKUSA同盟国の駐日アメリカ合衆国大使館等の公館内にも、傍受施設が存在し、分担して傍受活動を行っているとされている。

また朝日新聞も2001年に、日本を含むアジア・オセアニア地域に置かれた傍受基地の存在を報道。さらに2004年、一部週刊誌で日米首脳会談で小泉純一郎内閣総理大臣が、アメリカ政府に日本のエシュロンへの参加を打診。米ではイラク戦争での多国籍軍参加の見返りに、エシュロン参加を許可したと報道があったが、真相は未だに謎のままだ。

エシュロンの存在を認めないアメリカ

日本政府がアメリカにエシュロンを使って情報提供を求めたという例があり、北朝鮮の最高指導者金正日の長男・金正男が成田空港で摘発された事件がそれで、事前に日本に対して通報があったとされる。

ただし、アメリカ合衆国自身はエシュロンの存在を認めたことはなく、あくまでも欧州連合などが「NSA(国家安全保障局)主体で運営されている」と指摘しているものだ。果たして、読者のあなたが話している音声、インターネットのデータなどは、全て国に見られているかもしれない……。

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信じるか信じないかは貴方次第。

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