盲目の剣士

2015-11-04_195424

とある剣道場において近くの高校の剣道部が練習を行っていたところ突然一人の男が彼ら剣道部との練習試合を申し出た。男性は盲目だった事から練習熱心な高校生たちは誰も試合を受けようとはしなかった。盲目の剣客では座頭市が有名なのだが高校生たちはもちろんその事は知らないのである。高校生たちは目が見えないと危険だからと帰ってくださいと言ったのだが男性は帰らなかった。

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このしつこさに負けた部長は後輩に向かって男性と試合をするように命じたのであった。

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指名された後輩は嫌そうに試合の準備をしたのだが男性はこんな弱そうなやつではなくもっと強くやりがいがあると言い放った。

これを聞いた後輩は怒ってしまい目が見えないから手加減する予定だったが全力で試合をすると言い放ち剣道の試合が始まった。この試合は一瞬で終わった。結果は男性が見事な体さばきで相手をなぎはらい勝った。この結果は誰もが想像していなかった。

この試合を終わった道場内には緊張感が走った。男性は「次はもっと強い人向かって来い」と言い放った。

そして今度は部長が試合をする事になった。緊張感が走る道場の中で何度も竹刀がぶつかり合う音が響いた。部長が何度かチャンスを作り勝機を得たと思ったその瞬間に面、胴、小手と次々と男が竹刀で叩いた時には部長は敗れていたのであった。

試合を終えた盲目の男性は笑みを浮かべて神棚に向かいやがて消えて行ったのであった。

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信じるか信じないかは貴方次第。

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