恐竜土偶

2015-10-29_164441

1945年7月、メキシコ北部にあるアカンバロという地で、恐竜の姿をかたどったと思われる大量の土偶が発掘された。

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この土偶は「恐竜土偶」と呼ばれ、調査の結果、なんと紀元前2500年ほど前に製作されたことが判った。

現在の歴史では、恐竜は約6500万年前に絶滅したとされており、人間が誕生したのが約400万年前だと考えられているので、人間と恐竜が共に生きていた時期はないのだが、もしこの恐竜土偶が本当なら、人間と恐竜が少なくとも紀元前2500年前までは共存していたことになる。

しかしこの恐竜土偶、偽造ではないかと言う説も唱えられている。

まず、土偶に対しての年代測定法が間違っているという意見。

1968年にアメリカの年代測定専門会社「アイソトープ社」で、土偶の年代測定を最初に行ったのだが、その時の結果は紀元前1640年、紀元前4530年、紀元前1110年となっている。

しかし、ここで行われた測定方法が「C14」(炭素14法)という、出土した地層の年代を測定することでその物体の年代を割り出す方法で、このとき実際に土偶の破片で年代を調べたのだが、今でも古い土を使って土偶を作れば同じ結果が得られるとされ、信用できないと主張された。

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また、この翌年にはペンシルバニア大学による測定調査で、紀元前2500年という結果が出た。

その時使われた「熱ルミネッセンス法」という測定法は、物体の熱エネルギー量を計測してその物体が過熱された年代を測定するという方法で信憑性は高いのだが、こちらの測定法もいくつかの環境条件が揃っていないと正確な測定結果を得ることができず、土偶の測定でも信頼できる結果であることを証明する根拠が提示されていないので疑問が残る。

他にも土偶の否定派意見として挙げられるのは、「土の中に埋もれていたにも関わらず土偶の表面に土中塩分が付着していないこと」や、「土偶のデザインが恐竜だけでなく、像と人間を合わせたような、わけの解らない物も混じっていること」など、想像で造られたものではないかという意見も多数ある。

一方、土偶が本物だと考える肯定派の意見としては、「土偶が出土した土地の近くにあった築20年以上にもなる警察署長の家の床下を掘ると、同種の土偶が43個も見つかったこと」や、「土偶の発見者、ドイツ人のヴァルデマール・ユルスルートが土偶を一度もお金に換えていないこと」がなど挙がっている。

現在アカンバロは国のダム建設によりなくなっており、新たな発掘はできないのだが、それまでに発掘された土偶はなんと37000点以上。

文化遺産として地元の役所の倉庫に保管されているそうだ。

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信じるか信じないかは貴方次第。

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