コンタクトレンズが溶接でくっついた話の真相

2015-10-31_085828

定番の都市伝説でコンタクトレンズが目の角膜にくっついてしまったという話を聞いた事がないだろうか。

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この都市伝説はある工業高校で起きた話が舞台となっているワケだが、その工業高校では授業の一環として溶接を行っている。溶接ではご存知の通り、鉄を溶かす物凄い熱さの炎をバーナーから発射するのだが、その光があまりにも眩しすぎる為、通常はアイマスク(遮光マスク)を付け作業を行う。

そしてとある生徒が、あまりの熱さから額に流れ出る汗を拭う為にあろう事か、このアイマスク(遮光マスク)を外し、作業を行ってしまった。その為、バーナーから発射される強い光をモロに見てしまった。

その時は、非常に眩しいと感じただけだったが、事件は帰宅後の就寝直前に発生した。

その生徒はコンタクトレンズを着用してい為、寝る為に外そうとした所、いつもは簡単に外れるもののその日はなかなか外せない。

焦った生徒はちょっと強引に剥がそうとすると「ベリッ」という嫌な音と共にコンタクトレンズは剥がれた。

するとその瞬間、その生徒の視界が真っ暗になり、目に激痛が走った。

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当然、生徒はすぐに救急車を呼び病院に緊急搬送された。そこで診察を受けた生徒は医師から驚くべき事を聞かされる。その内容は「貴方の目の角膜とコンタクトレンズが癒着してしまったようで、コンタクトレンズと一緒に角膜まで剥がれてしまっている。」というものだった。

そう。生徒は溶接実習の際に目に直接バーナーの光を浴びる事によって、コンタクトレンズが溶け、そのまま角膜とくっついてしまったのである。その為、このような悲劇が起きてしまったのである。

というのが一連の都市伝説の流れ。非常に恐ろしい話ではあるが、このような話は実際にあるのだろうか。

結論から言えば存在はしない。日本溶接協会によればそのような事例は1つも確認出来ておらず、本当にこんな事故が発生したら、メディアも黙ってはいないだろうが、この都市伝説が有名な割に、実際の事故のデータはどのような文献を見渡しても出てこない。

更に言えば、本当にこんな簡単にコンタクトレンズと角膜が癒着してしまうのであれば、もっと厳重に安全策は取られるはずであるし、逆にアイマスク(遮光マスク)だけしか光を防ぐモノない以上、もっと沢山このような事故が起きてもおかしくない。しかし実際は上記の様に過去の事故データには一切見当たらない。

実はこの都市伝説は日本のみならず世界各国に存在するようである。どうも溶接作業のあの危険そうな雰囲気から、勝手に流れでた噂の様である。

またアイマスク(遮光マスク)の大切さを促す為に冗談で言い放ったモノが信ぴょう性をおび広がっていったモノと考えられる。

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信じるか信じないかはあなた次第。

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