疫病をばらまくエイズ・メアリー


2015-09-29_170725

これはアメリカはもとより日本でも爆発的に広がっている噂・都市伝説である。

ある男性が仕事終わりに1人でバーでお酒を飲んでいた。すると、横に非常に美しい女性が座ってきた為、思わず男性は女性にお酒をご馳走し話し掛けた。二人はすぐに打ち解け会話が弾む。

そして、しばらくすると女性が「相当酔っぱらってきた。時間も遅いから場所を変えない?」と男性の耳元で囁いた。男性側は「これは明らかに誘っている。」と確信し、女性をホテルに誘った。

その後、男性の期待通りの展開となり、2人は朝まで愛し合った。

男性がホテルのチェックアウト時間近くなったので起床をすると、隣にいるはずの女性がいない。周りを見渡しみても女性の持ち物が全て無くなっていた。「まさか盗られた??」と思い、男性は自らの持ち物をチェックしてみると、貴重品類はきちんとある。男性は安堵し、「仕事か何かで先に帰ってしまったのだな。」と思った。

そして、顔を洗おうと洗面所に行き、鏡を見た瞬間に絶句した。そこには赤い口紅を使用してこう書かれていた。

エイズの世界にようこそ

この話は通称『エイズ・メアリー』と呼ばれている。エイズ(後天性免疫不全症候群)のもとになるエイズウイルスは性交渉によって相手に伝染する。よって相手を誘い出して、自暴自棄になり、媒介者として動いている人がいるという話であるが、女性版ではなく、男性版も存在する。

元々は1980年代のエイズが流行し始めた時に、アメリカで流行した都市伝説であるが、日本でもエイズが流行し始めた際には日本でも流行し始めた。

何故『エイズ・メアリー』と呼ばれるかと言えば、その名前の由来は自分がチフスという伝染病である事を知りながら家政婦として働き、料理を通してニューヨーク中に疫病をばらまいた「メアリー・マローン」という女性からきている。

いずれにせよエイズ患者に対する差別意識から生み出された噂・都市伝説と言える。

信じるか信じないかはあなた次第。

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