鼻の下の溝(鼻唇溝)のある理由

2016-09-13_192413

人体には未だに解明されていない謎がまだまだごまんと存在するが、我々一般人が身近な人体の謎で気になるものの一つに鼻の下の溝(ミゾ)が挙げられるのではないだろうか。この鼻の下の溝の事は『人中(じんちゅう)』『人中穴(じんちゅうけつ)』『鼻唇溝(びしんこう)』なんて呼ばれている。

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人間の体のパーツにはそれぞれそれなりの意味・目的を有していたりする。例えば、髪の毛は本来大事な頭(脳)を衝撃から守る為に存在し、眉毛は汗が目に入らない様にする為。その他にも耳殻は音を聞き取りやすくする為だし、まぶたは目を乾きや外からの異物混入を防ぐ為に存在する。

しかし、この鼻の下の溝に関しては人類共通して存在しているにも関わらず、まったくもって存在意義が分からないだろう。

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よ~く考えて、鼻水や汗等を流し易くする為とか考えつきそうだが、そんな事では全然ない。

結論から言えば、この鼻の下の溝は、人間が生きていく上での意味・目的は全く無い。役目がないのである。

では、何故、この様な溝が人類共通してあるのだろうか。

それは、妊婦のお腹に宿ったばかりの胎児は、まだ顔がしっかりと形成されていない。

最初は鼻になる組織は左右に大きく離れており、口も左右に大きく裂けた様になっている。

しかし、妊娠5週目位に突入すると次第に鼻の形が出来始め、それと同時に上唇を作るため、鼻の下の組織が左右から隆起してくる。

そして、離れている左右の鼻の内側の組織を中央に圧迫し、くっついて土手の様になる。

この上唇を形作る為に動きた組織のくっついた痕が鼻の下の溝の正体だったのである。

ちなみに、稀にこの左右に裂けた組織がくっつく事が出来ない状態で赤ん坊が産まれてくる口唇口蓋裂という奇形現象があるが、これは現在の医療技術では出産後、手術を行う事で形成は可能である。

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信じないか信じないかは貴方次第。

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